2004-11-11 第161回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
○政府参考人(海老原紳君) 米軍の関係者による犯罪につきましては、累次の機会、先ほど御指摘のあった場合も私からマハラック臨時代理大使に行いましたけれども、米側に対しまして綱紀の粛正、再発防止の徹底への取組を申し入れてきております。
○政府参考人(海老原紳君) 米軍の関係者による犯罪につきましては、累次の機会、先ほど御指摘のあった場合も私からマハラック臨時代理大使に行いましたけれども、米側に対しまして綱紀の粛正、再発防止の徹底への取組を申し入れてきております。
十月十三日に、駐日大使館のマハラック臨時代理大使は、練度の維持のために飛行を早期に再開する必要がある、このように発言をしております。これを受けて、外務大臣は「原因もはっきりしたし再発防止策の説明も受けた。これ以上運航再開に異論を唱えない」このようにおっしゃいました。
○松本(剛)委員 私も、また民主党の同志も、大変日米の関係は重要であるというふうに考えておりますし、米国の大使館とこの件に関連して、大使館のそれこそマハラック臨時代理大使と私もお話をさせていただいたときにも、国民に理解をされるようにすることが今後の日米のために大変重要である、だからこそ、このヘリコプターの運航についてもということを私どもも申し入れをいたしました。
同型ヘリにつきましては、八月二十二日の正午ごろ、在京米隊のマハラック臨時代理大使より私に対しまして、普天間飛行場においてCH53Dヘリ、これは同型ヘリでございますが、を飛行させたいということで、次のような連絡がありました。
その後、更に政府の最高レベルまで諮りました上で、このCH53Dの飛行については日本政府としては認められないということを米側に伝えておりましたところ、二十二日の正午ごろに再びマハラック臨時代理大使から私のところに電話がございまして、先ほどの……
在京米大使館マハラック臨時代理大使より海老原北米局長に電話があった。これからイラクでの米軍の作戦に向かわせるためにこのCH53Dヘリを飛ばすぞ、突然このような通達があった。これをなぜ日本政府はこれまでのいきさつを通じてとめることができないのか。十分な点検、安全対策がとられたと。しかし、先ほどの御説明によっても、その事故の原因すらはっきりしていない。この文書は一体何ですか。
○海老原政府参考人 これは八月二十二日の未明でございましたけれども、在京米国大使館のマハラック臨時代理大使から私の方に内々の打診といたしまして、このCH53Dの同型機のヘリを飛行せしめたいという打診がございまして、これに対しまして、私の方から、原因の究明、それを踏まえました再発防止策について十分な説明を受けていない段階で飛行を行うということには強く反対するということを言ったわけでございます。
この十七日の未明の方のプレスリリースを受けまして、私からマハラック臨時代理大使に対しまして、米側に対しまして、引き続き最大限の安全策をとるべきであるということと、同型機CH53D以外のヘリコプターの運用についても最大限慎重に行うべきこと、どうしても運用する場合にも必要最小限の運用とするよう申し入れたということでございます。